QRだれドコ

(バス/行き:各バス停で乗車→園で降車)
このページでは、児童の登園(朝、児童をバスに乗せて登園させる)設定について説明しています。 各バス停で児童を乗車させ、園に到着後、全員の児童をバスから降車させる設定です。

この例では、朝に各バス停で集合している児童を乗車させ、添乗者がスマホなどで児童の名札のQRを読み取ります。 (据え付けられたタブレットに児童が自分で名札のQRをかざして読み取らせる方法については「スクールから各バス停へ」を参考にしてください。)

バスモードは各バス停での乗降予定者を予め設定しておくことにより、バス運転手や添乗者が各バス停での乗降予定者を把握し、 QRコードで簡単に乗降確認することができる仕組みです。急な休みや急な登校・登園の連絡があっても簡単な操作で 添乗者へ自動的に変更が伝わります。

下のタイトルをクリック・タップすると使い方が表示されます。

バスモード使用前の準備


予めバスモードの管理者と添乗者(読取者)はそれぞれバス・外出モード使用権限を持っている必要があります。 バス・外出モード試用権限はお申し込みにより弊社で登録しています。 使用権限がない場合はこちらのリンクよりお申し込みください。

読取(送信)者への権限付与

管理者以外の人がバスモードの読取者となるには、管理者が読取者に対して管理者が管理するQRの読取権限を与える必要があります。 管理者と読取者が同じ場合は権限付与は必要ありません。以下は権限付与の手順です。

「バス・外出(点呼)モード」のスケジュール一覧ページで「読取者の追加」ボタンをクリックします。
読取(送信)者の追加

読取「送信」者のユーザーID(メールアドレス)を入力してOKをクリックします。
読取(送信)者ユーザーID

許可用のQRが表示されます。読取(送信)者のユーザーIDでログインし、「QR読取」機能でこのQRを読み取ってください。
読取者許可QR

許可用のQRを読み取ると許可を得るかどうかを選択するボタンが表示されますので「許可を得る」をタップします。以上で権限付与は完了です。 再ログイン後に権限が有効になります。
読取者許可QR

保護者への確認許可

保護者が児童の乗降を確認する場合、保護者も本システムにユーザー登録を行う必要があります。本システムのメニュー「使い方」の 「①対象のQRを絞り込んで一括で許可用QRを作成する」「②個別に許可用QRを作成する」を参考に、保護者に対して確認許可を与えて下さい。

登録確認メールが届かない場合

保護者がユーザー登録を行う際、「確認メールが届かない」などの問題が報告されることがあります。その場合、下記を参考に対応して下さい。
【メールが届かない原因】
  • 登録時、入力したメールアドレスを間違えている
  • 受信拒否の設定がされている
  • 迷惑メールに振り分けられてしまっている
【対応方法】
  • メール受信の許可リスト(ホワイトリスト)に「 frutiful.net 」ドメインを追加する
  • 正しいメールアドレスを再確認し、ユーザー登録を行う
  • A) 既に登録されているというエラーが出ればアドレスは正しく、以前のメールがブロックされた、あるいは迷惑メールに振り分けられた可能性があります。 迷惑メールフォルダを確認し、「登録確認メール」という件名のメールを探して下さい。このメールがない場合は別のメールアドレスで再登録するか、 管理者に状況をご連絡下さい。
  • B) そのまま登録できれば前に登録したときのアドレスが誤っていたということになります。その後メールが届きますので登録を完了してください。


管理者の設定

「設定」画面で、予め「入園」や各バス停の名前を場所データとして登録しておきます。
場所データ一覧

「バス・外出(点呼)モード」を選択します。
メニュー-バス・外出モード

ひな型となるバススケジュールを新規追加します。 スケジュールを稼働させるとこのひな型のコピーが作られ、「稼働スケジュール」リストに表示されます。 稼働スケジュールはその日の児童個別の出欠に応じて編集することができます。
スケジュールの新規追加

下図はひな型スケジュール編集画面です。
スケジュール編集画面

スケジュール名や読取者のID(メールアドレス)など、必要事項を入力します。
「自動稼働」にチェックを入れることにより、決まった曜日の決まった時間に運行を開始・停止することができます。 開始時刻と終了時刻は実際の運行時間を十分カバーできる設定にしてください(例えば実際の運行が7時~8時なら設定は5時~10時に設定します)。 また、行きと帰りの便がある場合はそれぞれの時間帯が重ならないように設定して下さい。

自動稼働

※ 同じ読取者が行きと帰りの便の両方を運行する場合、行きの便の時間帯と帰りの便の時間帯が重複しないように注意して下さい。 行きの便を朝6時から11時、帰りの便を11時から20時のように特定の時刻(ここでは11時)を境に便を切り替えることは可能です。

必要事項と乗降対象者追加

乗降対象者を追加します。乗降対象者はこの便のバスで乗降を行う可能性のある児童を予め選んでおきます。 乗降を行う可能性のある児童を予め絞り込んでおくことで選択間違いを防ぎ、乗降予定者の選択を容易にします。 乗降対象者のチェックをONにしたら「決定」をクリックします。
乗降対象者選択

次に「+乗降場所を追加」をクリックして乗降場所を追加していきます。
乗降場所を追加

一つ目の乗降場所が表示されるので時刻と場所を選択または入力します(選択肢に停留所を表示させるには「設定」→「場所データ一覧」に予め場所を登録しておく必要があります)。 ここでは最初のバス停「第一公園」と「乗車」を選択しています。 「保存」をクリックします。

乗降場所は予め「場所データ」で登録した場所リストから選択できるほか、直接入力することができます。 固有名詞や省略形で読み上げたい場合など、音声で読み上げる際の読み方を指定したい場合は【】で読み仮名を追記して入力して下さい(例:第一公園【だいいち】)。
乗降情報入力

このバス停で乗車する児童の名前を選択します。ここでは「あおい」「かずま」「かほM」「つむぎ」「ゆいか」が乗車するものとします。
乗降者選択

5名乗車

次のバス停を登録します。「+乗降場所を追加」をクリックします。
乗降場所を追加

このバス停でも児童が乗車するので時刻とバス停を選択または入力し、「乗車」を選択します。「保存」をクリックして下さい。
降車を選択

「保存」をクリックすると赤で表示されていたボタンが白となり、既に選択した児童以外の児童を乗車登録できるようになります。
降車を選択

ここでは「ひなた」「ひまり」「めい」が乗車するのでそれぞれにチェックを入れます。
3名乗車

さらに次のバス停を登録します。
次のバス停を登録

ここでは「はな」「はると」「ゆいな」「ゆうきA」「れん」が乗車します。既に選択した児童はグレーアウトしています。
5名乗車

最後に、入園で全員を降車させる登録をします。「+乗降場所を追加」をクリックします。
乗降場所を追加

場所データとして「入園」を選択し、「降車」を選択します。「保存」をクリックして下さい。
入園の登録

乗車登録のみで降車が登録されていない児童は「降車漏れ」として赤で表示されます。
入園の児童選択

乗車した児童は全て降車させる必要があるので、赤で表示された児童がいないように、すべての児童を降車登録します。 降車登録するとボタンが緑色になり、すべての降車登録が完了すると下のように赤の表示がない画面となります。
入園の児童選択2

このひな型を保存するために「スケジュールリストに戻る(OK)」をクリックします。
リストに戻る

「スケジュールリストに戻る」をクリックした場合、先ほど登録したスケジュールがひな型リストに表示されます。
リスト

このスケジュールを実行する場合は「稼働する」をクリックします。編集画面が表示されるので、当日の実際の予定に合わせて変更し、 「スケジュールリストに戻る(OK)」をクリックします。ひな型を変更したスケジュールが「運行スケジュール」にコピーされます。 稼働中のスケジュールには「状態」欄に「■」が付けられます。
稼働する


以上で管理者のスケジュール設定が完了です。「運行中」のマークがついているスケジュールの 「読取者」に指定されている読取者がログインし、その読取者が「QR読取」メニューをタップすると自動的にバスモードでの読取となります。
※注意:一人の読取者は一つのスケジュールを運行する前提のため、同じ読取者で同時に複数のスケジュールを「運行中」にしないでください。

普段の運用方法

スケジュールのひな型は複数登録でき、それぞれに「○○方面第□便」のように名前を付けることができます。 通常、ルート(方面)と時間帯(便)ごとに乗降する児童はだいたい同じです。 そのため、予めルートと時間帯(場合によっては曜日)ごとにスケジュールのひな型を作っておくと便利です。 スケジュールの自動稼働が設定されている場合、指定された曜日と時刻になると自動的にスケジュールが稼働されます。 手動でスケジュールを稼働させる場合はそのスケジュールを「稼働する」ボタンを押して運行を開始できます。 もしその日に休みになる児童がいれば稼働スケジュールの「編集」ボタンを押し、その児童のチェックを外して 「スケジュールリストに戻る(OK)」をクリックします。

普段の運用3ステップ:
  1. 1) スケジュールのひな型(ルート・時間帯ごと)の「稼働する」をクリック
    ※自動稼働が設定されている場合は自動的に稼働されます。 呼び出す
  2. 2) 「稼働スケジュール」の「編集」をクリックし、その日の実際の登園(登下校)予定に合わせて一部修正 一部修正
  3. 3) スケジュールリストに戻る(OK) → 運行するバスに予定の変更が伝達されます。 稼働する

操作についてご留意事項
  • 原則として出発15分前までに稼働スケジュールの編集を完了してください。既に点呼された人のスケジュールは編集できません。
  • バス側のタブレットはサーバーに対して定期的にスケジュール変更を問い合わせます。問い合わせは運行前 (最初の1人がQRを読み取る前)は10分おき、運行開始後は各バス停で点呼が完了した時に行われます。   また、タブレット側で「表示更新」ボタンを押した時にもスケジュール変更が反映されます。
  • ひな型の「稼働する」ボタンから手動でスケジュールを再稼働したときはバス端末側もリセットされます。

稼働についてのご留意事項
  • 稼働スケジュールは全て深夜にリセットされます。稼働中になっているスケジュールがあれば停止されます。
  • 自動稼働が設定されているひな型を編集した場合、次回稼働開始時に変更内容が稼働スケジュールに反映されます。
  • 自動稼働が設定されているひな型を編集した場合で、かつそれをひな型とする稼働スケジュールが存在しない場合は自動稼働時に新たに稼働スケジュールが作成されます。


操作ログ検索

稼働を完了したスケジュールの操作ログを確認することができます。チェックボックスの設定によりイレギュラーな操作や事象が記録されたものだけを抽出することができるため、 異常が発生したスケジュールを簡単に確認することができます。操作ログは次回同じスケジュールが稼働されたときにクリアされます。
操作ログ


設定

メール送信設定
QR読取時や予定外点呼時などにシステムからメールが送信されますが、これらメールを送信しないようにすることができます。 機能詳細と用途は下記の通りです。
  • 「関係者にQR読取通知メールを送信しない」: 運行テスト時など、保護者へのQR読取通知を抑制しつつ、QRを読み取ることができます。
  • 「関係者に要注意メールを送信しない」: 注意マークのついた場所でQRが読み取られ、そのままの状態で一定の時間が経過すると送信される要注意メールを抑制することができます。
  • 「関係者に注意マーク(■◆▼▲●)の時間超過によるメールを送信しない」 強制完了を前提とした運行をする場合(同じスケジュールで折り返し2便運行する場合等)など、 予定外点呼や強制完了時のメール送信を抑制したい場合にチェックをONにします。
メール送信抑制

緊急時の対応
セキュリティ上の理由で、緊急時の対応については「管理者(学校)向けマニュアル」にのみ記載しています。「こんな時は。。」の章を参考に対応して下さい。

添乗者の運行時の操作

バスモード使用前の準備

「設定」メニューでバスモードに適した設定にしておきます。 必要に応じて予め表示ロックの設定をしておきます。添乗者がスマホで児童の名札のQRをスキャンする場合はロックの設定は不要です。 タブレットを据え付けておき、児童に自らスキャンさせる場合は不用意な画面操作を避けるため表示ロックをお勧めします。 予め内カメラ・外カメラの設定をしておきます。添乗者がスマホで児童の名札のQRをスキャンする場合は外向き、 児童が自分でタブレットにQRをかざしてスキャンする場合、カメラは内向きに設定します。
カメラ等設定

予めChromeのホームページ設定で、ホームページをだれドコのホームページにしておきます。 iOSでSafariを使用する場合、予めサイトにカメラの許可をしておきます。 バスモードの時は自動リロードされ、その都度許可をするボタンを押す必要があるので許可しておいた方が楽です。

バスモードの使用方法(読取者)

読取に使用するタブレットまたはスマホで、自分が運行するスケジュールの「読取者」のメールアドレスでログインします。
読取者がログイン

※ 管理者の権限を「設定を含めた全てができる管理者」と「確認と読取だけができる管理者」に分けることができます。 読取者と管理者を一緒にする場合や、管理者の中で設定可能・不可能の権限を分けたい場合、「設定」→「設定画面のロック」で設定します。 この設定により、このパスワードを知っている管理者のみ設定の変更を可能にすることができます。
管理者パスワード

「QR読取」をタップします。運転士(または添乗する読取者)のログインメールアドレスが登録されたスケジュールが稼働していれば自動的に「バスモード」での読取となり、最初の場所(「スクール乗車」)と、 そこで乗車する児童のニックネームが表示されます。注意①:稼働中のスケジュールがない場合はバスモードの表示にはならず通常の読取モードになります。 注意②:二重起動に注意して下さい。二重起動すると正しく動作しません。
QR読取タップ

必要に応じてカメラの「開始」「停止」をタップします。QR読取の時だけカメラを開始することで電池の消耗を抑えることができます。
カメラ開始と停止

スキャンのコツ:10-30㎝程度離してQRコードをスキャンしてください。
イメージ:
スキャンのコツ

児童の名札のQRをスマホでスキャンします。スキャンした児童からリストの消し込みが行われます。スキャンしたときに確認音(ピ)が出ます。 予定にない児童のQRを読み取った場合はエラー音(ピピピピピ)が出ます(機種やブラウザにより音が出ない場合があります)。

既に乗車済 みの人が別の停留所で乗車として(重複して)QRをスキャンする動作を行った場合は「読取済みです」 のメッセージが流れて読み取りは記録されません。
消し込み

QRを忘れた児童を点呼したい場合は「点呼」ボタンを押すことにより手動点呼することができます。 点呼予定の児童が残り3人になると自動的に名前が拡大表示され、「点呼」ボタンが表示されます。 リストの名前をタップすることで手動で残り4名以上の時でも拡大表示することができます。
消し込み

すべて消し込まれると自動的にそのバス停が乗降済みとなり、数秒後に自動的に次のバス停とそこでの乗降予定者が表示されます。

これをすべてのバス停で行います。すべての乗降が完了すると確認音とともに下記の完了メッセージが表示されます。
完了メッセージ

運行中のスケジュールに予定されていない児童のQRがスキャンされると「予定外」のメッセージが表示されます。 この児童を乗車または降車させる場合、「許可(点呼)する」をタップしてください。児童が間違ったバスに乗車しようとした場合など、 乗降させない場合は「許可しない」をタップしてください。
例外乗降者

予定外の乗降が行われた場合、管理者に自動的に通知されます。
例外乗降者の通知

「強制完了」:予定していた乗降者がすべて乗降しない状況で強制的に乗降を完了して次のバス停に進む場合は「強制完了」をタップします。 これにより、このバス停での乗降が未完了でも次のバス停に進むことができます。 「強制完了」ボタンはロックが解除されている状態でなければ表示されません。強制完了の場合も管理者に通知されます。
強制完了

何らかの理由で運行を完了できなかった場合:
運行が完了しない場合、履歴のデータが自動で送信されないため、「点呼データの手動送信」ボタン(「設定」ボタンを押すと表示されます)を押して手動で履歴データを送信してください。
手動送信


運行中に通信が切断された場合:
通信が切断された場合、「ネットが切断されました」というアナウンスが流れ、「表示更新」のボタンが「ネット切断中」表示に切り替わります。 また、ネット切断によって履歴データが送信できなかった場合は、「ネット接続を確認して了解ボタンを押して下さい」というアナウンスとボタンを表示します。 ネットが接続された状態で「了解」ボタンを押して下さい。
手動送信


帰りの設定

帰りの設定については下のボタンのリンク先で説明しています。

バス/帰り:スクールで乗車→各バス停で降車

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